CubePDF Utility 3.0.0 or later

CubePDF Utility

バックアップ機能に関する不具合の修正

CubePDF Utility は、最初の公開バージョンである 0.1.0β より編集対象となる PDF ファイルのバックアップを一定期間保存していましたが、2.0.0 よりバックアップファイルを保存するフォルダーをユーザーが変更できる設定を追加しました。しかし、この変更に伴って、ユーザーが設定した内容によっては、バックアップ用として作成したもの以外のフォルダーが削除され得る不具合が確認されました。

具体的には、ユーザーがバックアップ用として指定したフォルダーの中に、既に10個を超えるサブフォルダーが存在していた場合となります(初期設定のまま、またはサブフォルダーの存在しないフォルダーを指定した場合は、この不具合の影響を受けません)。この条件に合致する場合、該当のフォルダー中のサブフォルダーの数が10個になるように、フォルダー名で昇順に並べた状態で先頭から順に削除されます。

CubePDF Utility 3.0.0 では、この不具合に対する修正を行いました。また、これに加えて、古いバックアップファイルを自動的に削除するかどうかを選択するための設定も追加しました。PDF 編集時にバックアップするものの、バックアップファイルの管理は自ら行う場合、該当の項目を無効にして下さい。

CubePDF Utility 設定画面

尚、3.0.0 では対策の一つとして、指定されたバックアップ用フォルダーのパスが CubePdfUtility2\Backup で終端しない場合、指定されたフォルダーの中に CubePdfUtility2\Backup フォルダーを作成し、そのフォルダー下で各種バックアップファイルを管理するように変更しました。その都合上、ユーザーの設定内容によっては、一部の古いバックアップファイルが残り続ける事となります。この場合、お手数をおかけしますが、ユーザー自ら削除をお願いいたします。

この度はご不便をおかけして、誠に申し訳ございませんでした。

CubePDF Utility 3.0.1 以降の更新

CubePDF Utility 3.0.1 以降の更新内容は下記の通りです。CubePDF Utility をご利用のユーザーは、ダウンロード用ページ より最新版インストーラーをダウンロード後、上書きインストールによる更新をお願いします。また、ソースコードは GitHub 上の弊社リポジトリ で参照・取得する事ができます。

3.0.1 (2024-04-18)

  • PDFium を Google Chrome 124 相当に更新